天才醤油少女カオリ

■用語集…カオリ関連
カオリ、溜家周辺の用語集です
溜家
京都では有名な醤油蔵。現当主はカオリの父、溜 浩二。庶民に親しまれる醤油屋で、どんな客にも醤油を売るのがモットーで泥棒にも醤油を売りつけるいささか強引な家柄。
溜家の成り立ち
 溜家は江戸時代、溜家初代「香之助」が吉兆庵の枠におさまりきれず、吉兆庵から出て起こした醤油蔵。分家後、京都、大阪で「溜醤油」ブームを起こした。しかし、当時の老中の禁令に触れたかどで、牢につながれる。  香之助は牢につながれている際に「全醤五巻」を完成させる。醤油奥義全てを記した「全醤五巻」は溜家の家宝として脈々と受け継がれてきた。しかし、いまは5巻のうち4巻しかないという。残り一冊は何処に…?
秘醤油
全醤五巻と秘醤油
 溜家に伝わる秘伝醤油を記した本。それが「全醤五巻」である。「地の巻」「水の巻」「火の巻」「風の巻」「全の巻」からなり、それぞれのエレメントを用いた醤油製法とその理念が記載されている。それぞれの巻に極めて特殊で強力な醤油が記されている。溜家ではこれは「秘醤油」とし、門外不出としている。いずれの秘醤油も人智を超えた威力を持つ超絶醤油であり、扱いを誤れば人類を破局に導きかねない危険極まりない醤油である。  そのため秘醤油は厳重に隠された。そもそも秘醤油は全て読みが「ひじょうゆ」で統一されているがこれは外部へ流出した場合に中身を知られないようにするための処置。
『序なる秘』と『真なる秘』
 そして更に「真なる秘醤油」は「序なる秘醤油」によってカモフラージュされている。「全醤五巻」を普通に読んだだけでは「序なる秘」の作り方しか知ることはできない。そもそも「序なる秘」だけでも相当の醤油であるため、ほとんどの醤油士はそれ以上の醤油の存在に気づかないのだ。飽くなき向上心を持った本物の醤油士だけが「真なる秘醤油」にたどり着けるのである。
 「真なる秘醤油」は醤油の真髄のみならずこの世の真理をも穿つ知の集大成である。そのため歴史上のありとあらゆる知の産物…論文、文学作品、伝説、神話…に秘醤油と同様の概念が顔を出す。従って醤油士でなくとも他の分野を極めた人間であれば秘醤油と同様の境地にたどり着く可能性もあるのだ。
溜家秘醤油「緋醤油」
 「全醤五巻」の「火の巻」に記されている秘醤油。全てを焼き尽くす火の属性を持った醤油。かつて江戸時代に溜家が幕府の命をうけ、作った際、江戸の4分の1を焼き尽くすこととなった。(俗に言う「天保の大火」)  世界醤油選手権決勝でカオリは「緋走醤油」を作っているが、これは火入れの際の火が美しいだけで、本来の秘醤油ではない。カモフラージュ用の「序なる秘」である。第2部の時点ではカオリはこのことについて勘違いをしている。
溜家秘醤油「飛醤油」
 「全醤五巻」の「風の巻」に記されている秘醤油。作り手の意志通りに宙を舞う醤油。原理はサブソニック・ポポフの「亜音速醤油」と同じだが詳細は諸説あって不明。実際の所、亜音速醤油のスピードと力強さには勝てないのだが、動揺したポポフにはそれだけでも十分だった。しかしこの驚愕の醤油ですら「序なる秘」でしかない。「真なる飛醤油」とはいったいいかなる醤油なのか?  
碑醤油(序なる碑)
「全醤五巻」の「土の巻」に記されている秘醤油。地にまかれると、石碑のようにつきあがる不思議な効果がある。碑は醤油が硬化したもので極めて硬くモース硬度7〜8にも達する。基本的に下から競りあがるため敵の死角から攻撃することができる。習熟すればキャロルが使ったように壁面、天井からも碑を創り出すことができる。さらに熟練すれば碑の上を渡ることで、断崖をのぼったりできるようになる。

 

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