天才醤油少女カオリ

■用語集…聖地関連
聖地…デヴィッド、カオリ、ポポフ、イノリ・フォックス、ガウェイン…多くの醤油士が求めた約束の地に関する用語集。
聖地全般

聖地
 第3部でカオリとデヴィッド、ポポフが探し求めることになる醤油発祥の聖地。7つの鍵で閉ざされていると言われており、そこには「無限の醤油」の秘密が隠されているという。鍵は世界各地の醤油士達が代々護っている(→「守護する者」参照)
醤油の鍵
一見、金属棒。プラチナの先端に結晶化した醤油がはめ込まれており、この数に応じて「一の鍵」〜「七の鍵」と呼ばれている。鍵は近づけることで互いに共鳴する。 科学鑑定の結果、鍵は1000万年以上に作られたものだというが…!だとすれば鍵は人類より古くから存在していたことになる…!
守護する者
それぞれの鍵は醤油士によって長年に渡って守護されている。「守護する者」に選ばれた家系は絶大な醤油能力を持つことができる。「守護する者」は基本的に互いの存在を知らない。ただし、自分のナンバーの次の「守護する者」の存在は知っている。例えば、第一の鍵の守護者「根来鉄史」は第2の鍵の守護者「チョウ兄弟」を知っている。
醤油合
数百年〜数千年に一度、世界の醤油はざわめき、醤油の鍵を聖地に終結せしめ、醤油の新たなる未来を切り開くという。これは醤油自身の自己組織性によるものであり、何らかの知性の介在の余地は見られない。しかし、醤油合の事象を観察するに、知性の存在を抜きには考えられない。もし、醤油合をなさしめる知性があるとするならば、それは醤油自身の意識に他ならない。 カオリ、デヴィッド、ポポフ達が求める行動もまた醤油意識のうちにあるのだ。
序章…キッチョーアン・アメリカ
キッチョーアン菌
キッチョーアン・アメリカの高品質を保つのはナンバー制によって管理された菌データベースに他ならない。管理されている菌を全てキッチョーアン菌と呼称する。
 但し、キッチョーアンが保有する菌は世界中の醤油に用いられる菌全てを内包しており、キッチョーアン菌=全ての醤油菌と言っても過言ではない。キッチョーアン菌は全てオールゼロと呼ばれる未知の菌から生成された。
キッチョーアン菌・オールゼロ
キッチョーアン菌コード0-0000。ゼロが並ぶところからオールゼロと呼ばれている。キッチョーアン菌全てを生んだ母なる菌。醤油士の意志に答える奇蹟の菌で、様々な発酵菌への派生が可能である。 元々の所有者はイノリ・フォックス。
 キッチョーアン・アメリカ創設時にイノリ・フォックスがデヴィッドの父吉兆庵文吾に託した。イノリ・フォックスはこの菌を聖地から持ってきたと言うが…?果たしてイノリ・フォックスは聖地にたどり着いていたのか?何故少量しか所有できなかったのか?
醤油マトリックス
醤油再現システムSHOWYOUの繰り広げる仮想醤油空間。電子的な大豆や電子的な小麦、電子的な発酵菌、電子的な桶を持ち、醤油を電子的に再現する。体内記憶にまで醤油の作り方が染み込んでいる醤油士であれば自らの思うままに醤油を作ることができる夢の空間である。
ペンタゴン
デヴィッドの得意醤油。醤油は元来、甘味、酸味、塩味、苦味、旨味の五大味覚を備えている。ペンタゴンとはこの五大味覚を全てを同等のバランスで備えた醤油である。
 デヴィッドの作る醤油としてはランクの下の醤油だが、実際の所、まともに料理に使えるのはこのペンタゴンランク止まりである。これは醤油の方が旨すぎるためでこのランク以上の醤油を料理に使うためには料理人に並々ならぬ腕前が無くてはならない。
 だが、ショウユトライデントの料理部門統括シャオロン・ウーはデヴィッドの最大醤油ウロボロスソイソースですら易々と使いこなすという!!
第一鍵…新宿駅大決戦
亜音速醤油
ポポフのトレードマークとも言える必殺醤油。ひとたび醤油ビンから取り出すと、ポポフの思うままに飛行する軌跡の醤油でその最高速度はマッハ0.8にも達する。亜音速醤油と呼ばれる所以である。
 もともとはロシア醤油特殊部隊「Я」の特別装備「浮遊醤油」が元と思われるが、亜音速で飛ばせるのは部隊の中でもポポフただ一人である。 「浮遊醤油」「亜音速醤油」ともに飛行原理は不明。おそらくは天才科学者イノリ・コバイツスキーがソ連従軍時代に開発したものと推測されている。
醤油レーダー
ポポフに埋め込まれた超高性能醤油レーダー、半径20km以内の醤油を検知し、実際に舐めることなく味の推定すらできる超ハイテク装置。ソ連軍のテクノロジーの粋であり、当然、国外への持ち出し禁止。ポポフにはこの他にもトップシークレット級の醤油兵器が埋め込まれており、ポポフがソ連軍、米軍につけねらわれる原因となっている。
醤油重力崩壊
ポポフの必殺醤油。亜音速醤油の小さな固まりを空中でコマのように回し、一斉に対象にぶつける大技。食材は穴だらけになり、いかなる食材でも本来の味わいを失ってしまうと言う。
山城流必倒空手
元気印のオタフクソースマスター山城いぶきの父、山城玄斉が創始した実践空手。打撃そのものを目的とし一撃の重みのみを追求した恐るべき空手。正に一撃必殺を体現といえる。
 山城流必倒空手の師範クラスともなるとトレーラー程度なら楽に横転させることができるようになると言う。いぶきは師範ではなく、黒帯も取得していないがその腕前は創始者、山城玄斉に継ぐほどだという。
偉大なる十月社会主義革命30周年のためのカンタータ「栄えよ,力強い国土」作品114
祖国の栄光を夢見たポポフを弔うために新宿駅東口アルタ前で演奏されたカンタータ(多楽節形式の声楽曲)。ショウユ・トライデント演出部門総括ガロアの選曲。初演以来ほとんど演奏されていない幻のカンタータであり。これを知っていた藤沢駅長はかなりのクラシックマニアと言える。
(詩:エフゲーニ・Ye・ドルマトーフスキー)Kantata k tridtsatiletiyu Velikoi Oktyabr'skoi sotsialisticheskoi revolyutsii "rastsvetai, mogychkii krai ! " op.114/1947年作曲,同年11月12日モスクワで初演。指揮ニコライ・アノーソフ,ロシア共和国合唱団他。出版:1952 ソヴィエト国立音楽出版所
ソース傀儡(くぐつ)
オタフクソースマスター山城いぶきの操るソース人形。人間程度の大きさならどのような形にでもなり、いぶきの思うままに操ることのできる恐るべきソース術。ただし色はソース色なため明るいところではバレバレである。新宿駅では暗い地下で使ったためあまりばれなかった。
第ニ鍵…チョウ兄弟の絆
醤油菩薩
背布由寺のご本尊。額に「第一鍵」が埋め込まれていた。
醤油決闘
醤油士同士の伝統的な決闘法。決闘者互いの自慢の醤油を交換し、お互いに飲み干し、いずれの醤油が上かを競い合う醤油士の真剣勝負。桶を投げ込むのが正式な醤油決闘の証だ。 ジャッジは決闘者自身が行う。ジャッジは神聖なもので、あくまでも客観的でなくてはならない。宣誓供述のようなもの。自分に甘いジャッジをしようものなら、「醤油知らず」と世界中の醤油士たちから馬鹿にされる。 一対一が基本だが、稀に団体戦や多対多、バトルロイヤル形式なども行われる。しかし、バトルロイヤル形式だと収拾がつかなくなることが多い。
溜家本醸造濃口醤油(市販品)
溜家で普通に売っている濃口醤油。一番の売れ筋で、煮物とかと相性が良いらしい。
背布由寺奥義「二段王」
二段仕込み仮面の使用した背布由寺奥義。醤油の固有律動を読み、その欠損部分を術者本人の醤油律動を用いて埋めることでいかなる醤油でも美味に転じせしめる醤油技である。 いかなる醤油でも…とはいうものの元の醤油が美味であった方がより高い効果を得ることができるのは自明といえよう。従って、対チョウ・イル戦で市販品に対して使った「溜家本醸造濃口醤油(市販品)」+「二段王」の威力はそれほどでもない。
醤油ボード
飛醤油の応用で、飛醤油をボード状にしてその上に乗って高速移動する醤油技。第2の鍵編でカオリが背布由寺から出るときが初登場。 ポポフが第3部序章や第一の鍵編の冒頭で使っていたのを見て編み出したのだろう。第3部のこのころはカオリが飛醤油を精度良くコントロールできないため、直線移動くらいしか出来ない。
第三鍵…醤林寺
醤林寺
 中国の河南省登封県の西北、嵩山にある醤油総本山。その絶大な醤油力を封印するために侵入者を拒む様々な仕掛けが施されている。作中で出てくるのは、対醤油フィールドの施された「封醤門」、恐るべき醤油生命体、醤油獣「醤虎」、そして醤油曼荼羅から作り出される「醤油陣」の三つである。
 醤林寺の門下生はこの封印を超えてきたものであるため、その醤油力は絶大である。門下生の多くはデヴィッド、カオリ、ポポフを上回る腕の持ち主である。
封醤門
 醤林寺についたカオリの目の前に立ちふさがっていた巨大な石の門で全体に対醤油フィールドが張られており、 飛醤油を無力化する。おそらく緋醤油や他の必殺醤油でも無力化されたことだろう。  作品をご覧になった方はおわかりのとおり、あるレベル以上の醤油士であれば醤油の持つ超物理的な力を自在に操ることができる。
 しかし、その力はあまりにも絶大であるがゆえ、術者の理性を奪ってしまう場合がある。そのような術者を侵入させないため、醤林寺は門に対醤油フィールドを施した。 最もポポフが越えてしまったのでは意味がなかったような気もするのだが。ポポフは宇宙醤油効果で知性も向上しているはずなのでそのせいかもしれない。
フライングサーカス
無数の亜音速醤油の水滴をらせん状に並べ、これを操ることで対象を破壊する技。 本来亜音速醤油の水滴は小粒でさほど破壊力はないため、相手が人ならまだしも分厚い壁などになると破壊力が落ちてしまう。そこで、対象を削るように亜音速醤油を命中させることで、岸壁をも崩す破壊力を得ている。
グラインダーを思い浮かべると判りやすい。
醤油獣「醤虎」
醤林寺を守る醤油獣。醤油獣とは醤油で出来た獣で限られた醤油戦士のみが操ることができる。 生物学的にも稀な生命で、歴史上確認されたのは「醤虎」「桶青龍」「紫鳳凰」「麹玄武」の四体のみ。 「醤虎」は醤王によって具現化された醤油獣であり、カオリとポポフ、デヴィッドの力を試すためにその牙をむく。
マグロ
サバ科マグロ属の海魚。全長三メートル、体重三五〇キログラムにも及び、マグロ属のなかでは最も大きい。体は紡錘形でよく肥え、尾は二またに分かれる。背方は黒青色で腹方は灰白色を帯びる。 非常に美味で腹側の脂肪に富んだ肉は「トロ」といって珍重される。醤油との愛称も抜群で醤油獣ならずともかぶりつきたくなる食材だ。
これで3匹目
デヴィッドは12歳のとき、吉兆庵本家の醤油行最終番「乾坤醤油洞」で醤油獣「桶青龍」「紫鳳凰」と出会いこれを倒している。カオリとポポフは二人がかりでも倒すことができなかったことを考えれば力の差は歴然としている。
醤油陣
醤油で形成される曼陀羅の上に出現する亜空間。曼陀羅とは密教においては宇宙全体を示す。曼荼羅で宇宙を構成している以上そこからは出られないという比喩なのだろうか。あるいは醤油は宇宙そのものであるという比喩なのだろうか。作品中で幻覚を見せられてそこから出られないと語られているが、もっと深い意味があるように思えてならない。
醤油知覚
「初めての店でも醤油がどこにあるかなんとなくわかる」…そんな経験を誰しももっているだろう。どこに醤油があるかを感ずる…それが醤油知覚である。一流の醤油士であればどこにどのような醤油があるかを直感的に認識する優れた醤油知覚は普通備えているものだ。
ポポフの場合、その知覚により飛来する醤油の速度を測定して軌道計算を瞬時に行うことが可能だ。これは、ポポフが並々ならぬ計算能力を有していることを示しており、宇宙醤油効果による知力向上の一例と考えられる。
ケルベロス・ソイソース
「地獄の三頭犬」の異名を持つデヴィッドの醤油。逃れられぬ3つのうま味と評され、地獄の門の前に置いてある醤油とも言われているが、地獄に行った人間がいないのでその真偽のほどは定かではない。
映画版「岩塩魔人の涙」でも使用されていた。しかし「ウロボロス・ソイソース」よりはランクが低いということで、醤油ランクとしてはたぶん「ペンタゴン」をわずかに上回る程度と規定されている。
真なる緋
作品中「真なる秘醤油」は初めてここで明らかになった。まるで火山の噴火のようなこの破壊力を見れば江戸が大火に襲われたのも分かろうというものである。
まだ醤油は求めていると言うのか…
初代醤王はかつて醤油合を完成させた人物であり、代代の醤王にはその秘密が伝えられている。醤王は醤油の意識を感知しているのだろう。
牛肉・ザ・マグナム
熱した牛肉に醤油をたらし、とてつもなく香ばしい香りを発するデヴィッドの必殺技。その香ばしさは凄まじく10km離れた場所の人によだれを出させることが可能。
第四鍵…タイ・ソイビーンベレー
 
陽昇魚醤(ライジングサンナンプラー)
タイ十六醤油戦士の一人、サムヤムの必殺醤油。どういう原理か謎だが、表面が明滅する不思議な魚醤。サムヤムの姉チャナンヤの「雨滴醤油」と組み合わせて綺麗な虹を作り出すことができる。
第一種
第一種宇宙醤油強化兵士のこと。無重力空間に滞在した醤油を摂取することで神経速度の向上。筋組織の増強、知能の大幅な拡大をもたらす効果を宇宙醤油効果と呼ぶが、このうち無重力空間で摂取した場合の効果を第一種宇宙醤油効果と呼称し、無重力空間に滞在した醤油を地球重力圏内で摂取した場合の効果を第二種宇宙醤油効果と呼称する。第一種宇宙醤油効果は効果が劇的で、被験者の生命を危うくするケースが多く、研究にも多大なコストがかかるため、その詳細は明らかになっていない。
上記の第一種宇宙醤油効果の恩恵を受けた宇宙醤油強化兵士を第一種宇宙醤油強化兵士と呼ぶ。サブソニック・ポポフは歴史的にも数少ない第一種宇宙醤油兵士であり、作中では最後の生き残りという設定になっている。
SDI計画
Strategic Defence Initiativeの略称で、戦略防衛構想と訳す。スターウォーズ計画ともよばれ、1983年にレーガン大統領によって発表され、93年に国防費の削減等の理由により打ち切られた。連載当時はホットな話題だったが、現在では荒唐無稽な計画との批判もある。特に高出力のエネルギーレーザー兵器や指向性ビーム兵器などSFじみた兵器は当時から実現性に疑問がもたれていた。劇中でケストラー長官の言うように醤油にアンチ核としての力があるとすれば、醤油が戦略兵器として扱われると言うのも、ありえないことではない。前述の通り、SDIは中止されたが、現在ではより局地的で既存兵器を応用したTMD(戦域ミサイル防衛)が推進されている。
コバイツスキーの遺産
第七の鍵でその正体が語られるイノリ・コバイツスキー博士が残した研究成果。博士の研究は当時の科学レベルから突出していたために、その多くは非公開であった…と劇中では語られているが、コバイツスキー博士の論文はかなり公開されています。 本気にしないように。
プロメテウス
ギリシア神話の登場人物。ゼウスから火を奪い、人間たちに与えるエピソードが有名。「コバイツスキーの遺産」を「人類が手にすべき火」だと見立てたケストラー長官の命名と思われる。奇しくもケストラー長官はガロアと言うパンドラを呼び寄せてしまうこととなった。
ソイソースナックル
宇宙醤油により腕を強化したソイソースアーム・ジャックが放つ脅威のストレート。プラントをなぎ倒す威力を持つ。
SHOWYOU陥落
外部からのハッキングに気づいたジュニアはポロック達のコンピューターに逆ハックをしかけ、あたかもSHOWYOUが陥落しているかのように見せた。だったらバーバラに見せかける必要はなかったはずなのだが…彼なりの冗談なのだろう。
情報醤油
ジュニアは醤油からその構成情報の抽出に成功している。その情報を情報醤油と呼ぶ。その情報は単なる電機情報に過ぎないが、あるプロトコルで伝えると、その空間に醤油を精製させることができる。醤油が単なる調味料ではなく、物理的制約を超越した形而上の概念であることがわかる。
全予測システムORACLE
ジュニアが軍に在籍していた頃、開発した特殊なコンピュータシステム。基本的にコンピュータによる未来予測は不可能とされているが、膨大なデータベースを並列に処理することでそれを可能とした。その基本フレームですら極めて複雑な構成をしており、ジュニア以外の人物では扱うことが不可能になっている。ジュニアが軍を去ってから10年、あらゆる技術者がこのシステムの解析に当たったが、起動すらできていないという。
マクドナルド・ウー支店
ウー老師は日ごろアメリカのあちこちのマクドナルドで働いている。普段は通常の商品を作っているが、たまに本気で作り、その町を混乱に陥れて楽しんでいるらしい。なんとも迷惑な老人である。
『ガロア印特別醸造醤油』
ガロアがプロデュースしたという特別醤油。ガロア自身は大変な愛着を持っていたようだが、その味の程は定かではない。
第五鍵…醤油マフィア
チリ
南米の西海岸に沿って存在する南北に長い国。南北に長い分、国の南と北でかなり気候が違うが、東西を比較しても、西は海岸、東はアンデス山脈のほぼ頂上ということで、これまた気候が異なる。
サンディアゴ
チリの首都。チリ国内では南の方に位置する。
カマラ
チリ北部の都市。空港がある。
チュキカマタ
本文中にもでてきたとおり、世界最大の露天堀りの銅鉱山が存在する鉱業街である。銅鉱山は観光用にある程度解放されている。
ランディングギア
着陸時に飛行機から出てくる車輪のこと。
エンパナーダフリータ
南米でポピュラーなミートパイ。見た目は大きめの餃子。パイ生地で肉を包んで餃子状にして油で揚げたもの。
Paloma de Alma Mia
キャロルが度々口ずさんでいる南米音楽。邦題「我が心のパロマ」
クリオージョ醤油術
昔は白人たちが南米を植民地としていたが、南米現地で生まれた白人のことをクリオージョと呼ぶ。彼らもまた独特の文化を形成しているため、ヨーロッパや北米に住む白人たちとは異なる醤油術を編み出してきた。総じてクリオージョ醤油術と呼ぶ。
コピー醤油
己の身体に触れたいかなる醤油をも正確に複製し、自在に操る醤油。このままでははっきり言って無敵なのだが、本文中にもあるとおり、オリジナルの醤油の使い手が近くに存在しないとコピーした醤油は使えない。序なる秘とは言え、秘醤油をも一瞬で我がものとする威力はすさまじいものがある。
コピーされた牛肉・ザ・マグナム
警察署でデヴィッドを見かけたキャロルがいたずら心からかつてデヴィッドからコピーしたデヴィッドの醤油を使ってみたようだ。このことからもキャロルがデヴィッドと面識があったことがわかる。
東テツヤ
相変わらず顔見せくらいで終わってしまうかわいそうなヤツ。キャロルはどこをどう勘違いしてテツヤをカオリの恋人だと思ったのだろうか。つかまったテツヤがそのような妄言をはいていたのだろうか。
サルサ・デ・マイス
醤油でありながら濃硫酸と同程度、あるいはそれ以上の性質を示す醤油。鋼鉄をも一瞬で溶解する。おそらく料理には使えないだろう。
パロミータ
キャロルの妹パロマのこと。パロミータは愛称。
「醤油で人を支配する…それがキャロルのやりかただ…」
キャロルは中毒性の高い醤油を流通させ、マフィアを牛耳り、暴利を得、醤油要塞パロマを完成させた。自分の名前が付けられたパロマにとっては心痛以外のなにものでもなかったろう。
緩衝醤油
いかなる液体であっても中性(pH7程度)にすることができる醤油。普段のことを考えると、あまり使い道はなさそうである。
リオ・デ・ラ・サルサ
直訳すればソースの川であるが、ここでいうソースは液状調味料を統括した名称である。ウスターソースと勘違いしてはいけない。虚無から醤油の奔流を創り出すことができる。これで敵を押し流す。
サルサ エレクトリニーカ
直訳すれば電気ソース。醤油は電解質を多く含むため電気を良く通す。リオ・デ・ラ・サルサでたまった醤油に高圧ケーブルをつっこんで電流を流す荒業。
「もう…こんなの醤油じゃない!」
キャロルに追い詰められたカオリの名言。しかし、カオリの醤油だってとっくに醤油を逸脱しているのである
奥義・逆二段王
二段王は対象の醤油の醤油律動を読み取り、これを補うことで絶妙の醤油にしたが、これは全く逆。対象の醤油律動を読み取り逆位相の醤油律動を放つことで対象からあらゆる醤油らしさを取り除く。
スクリーンソイソース
醤油の薄膜で我が身を防御する。マスタードウォールの醤油版。
バブリーソイソース
泡状の醤油を放ち、敵を泡の中に閉じ込める。本文中では高熱により破壊されたが、おそらく他の手段では中に取り込まれた人を助け出すのは困難だろう。
醤油拳
ソイソースアーム・ジャックのソイソースナックルとよく似た醤油技。どう違うのかと言われると難しい。あえて言えば、拳の表面が醤油でぬれているか否かが違うといえば違う。
第六鍵…醤油円卓の騎士
醤油円卓の騎士
聖杯を探し求め、聖杯で醤油を作ることを目的とする騎士達。彼らは聖地に聖杯があると信じているのだが…?「六の鍵」を守護している。
聖杯
キリストの最後の晩餐で使われた器と伝えられる。明石ダコの刺身につける醤油が入っていたらしい。伝承によればその醤油はうすくち醤油だったといわれるが、研究家の大勢は「明石ダコにうすくち醤油が合うとは思えない、もっと濃い醤油を使ったはずだ。」としてこの伝承を退けている。

 

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