2009年07月24日

皆既日食

悪石島への皆既日食ツアーが悪天候で散々な状態だったそうだ。40万円の高額ツアーだそうなので、参加者は悔やんでも悔やみきれないだろう。ツアー会社に返金を求める向きもあるようだ。

日食には得もいえぬ魅力がある。地球上で日食がある度、はせ参じるツワモノも多いそうだ。今回、運良く皆既日食を見ることが出来た人々も、空が暗くなるにつれ、天を仰ぎ、興奮し、歓声を上げ、互いに涙した。それは確かに原始的な興奮と言ってもいいだろう。

しかし、結局、その実は月の影で暗くなるだけだ。天体の影に入るという点において、地球上で夜になるのとそう変わりはない。ならば夜になるたび人は熱狂できるはずだ。日が傾き、西日差す頃、人は表に出、天を仰ぎ、歓声を上げ、互いに涙する。

毎夜毎夜繰り広げられる終わりなき祝祭。神秘の国ニッポン。

2009年07月18日

日食観察

ボーバリー公爵夫人「そう。国王の日食観察眼鏡を凸レンズにすりかえたのはこの私。オホホ!あの目が焼ける様!国王たるものがなんと無様なこと!」
探偵ロートレック「夫人。悪びれるのはお止しなさい。貴方の凸レンズは…」
ボーバリー公爵夫人「うっ!」

崩れ落ちるボーバリー夫人。天井裏に潜んでいたガリレオガリレイの吹き矢の一撃。邪悪な瞳が一同を睨め付ける。

2009年06月18日

ピンク色のハンカチは

ピンク色のハンカチをいただく。
「これはフラミンゴの羽根を絞って染色したものでしてね」
「ほう。それは珍しい」
「いや、JFKの血だった気もします」
「そんな気持ちの悪いものはいりません」

拒絶するやいなや、私の手からハンカチを抜き取られ、梱包され、釣具メーカーに送りつけられてしまった。口は災いのもと。

2008年09月26日

キムタクV15

キムタクがan・anの「好きな男ランキング」でV15達成だそうだ。ただ、まぁ、アンケート用紙に、「好きな芸能人を選んでください。ただし、キムタク以外の名前を書くと、もれなく煮え湯をプレゼント」と書いてあるらしい。

2008年06月03日

インテリジェンス

私 「いずれにせよいけ好かないヤツなのです。佐藤 優という男は。元外務省役人であることを鼻にかけてイやがる」
老人「そんなことをいっちゃあいけない。彼には彼の苦しみがある」
私 「そうなのでしょうか」
老人「そうさ。彼は数分に一度『インテリジェンス』と言わなければ死んでしまう病に冒されているのさ」
私 「そんなバカな」
老人「バカなことであるものか。以前は1時間に一度だった。今は数分に一度さ。寝言でも『インテリジェンス』と発さなければならないつらさを君は想像できるかい」
私 「いいえ。しかし。」
老人「いいかい。今は数分に一度だが近い将来、数秒に1度になる。そうなれば朝から晩まで『インテリジェンス』と呟かなければならなくなるのさ。そうなれば仕舞いさ。命はもつまいよ。」
私 「彼の命は短いと?」
老人「そうだ。せめて彼の墓碑に刻んでやってくれ『インテリジェンス』の文字を。それが君の仕事だ」