【社会】国交省、ハイブリッド車の発音装置に初音ミクを採用

動作音が小さいハイブリッド車の接近を気付かせるための発音装置(第2クラクション)としてボーカロイド「初音ミク」を採用する方針を国交省が定めた。2011年以降に発売されるハイブリッド車(HV車)全てに適用される。

「初音ミク」は音声合成・デスクトップミュージック ソフトウェアのキャラクター名称。パソコン上で高度な合成音声で楽曲を作成することができる。ハイブリッド車に搭載される音声はメーカーの裁量に任されるが、通行人に注意を促すような音声が望ましいとされている。国交省のHPにはサンプルとして、初音ミクの「はいーちょっと・そこ・とーりますよー」というややたどたどしい音声が公開されている。

 ハイブリッド車の場合、発進時や低速走行時、モーターだけで動作するため、騒音は小さく、歩行者が気付かないなどのクレームがあった。自動車メーカーでは走行時にチャルメラを流すなどの試行を行ったが、「車だと分からない」などのクレームがあった。

 発音装置の音を決定するに当たっては、「咳払い」「カミキリムシの首を伸縮させる音」「皿が割れる音」「タラちゃんの足音」「布を裂く音」などの候補が挙げられたが、いずれも「日本を代表するハイブリッド技術にふさわしくない」として、選定に至らなかった。

国交省担当者は「ハイブリッド車とボーカロイドという日本の技術の粋のコラボレーションを世に示すことが出来た。今後、速やかな普及に努めたい」と語っている。

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